騙し合いの戦争史―スパイから暗号解読まで
- 作者: 吉田一彦
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2003/02
- メディア: 新書
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第二次世界大戦から湾岸戦争までの、
戦争の裏駆け引きの部分に焦点を当てた本。
いろいろ具体的な騙しのテクニックが書いてあったり、
ドイツのスパイやCIA、KGBが登場して、
薀蓄ものとしては結構面白い。
アメリカや旧ソ連の諜報活動と言えば、
尾鰭はたくさん付いているにしても
ご存知の方が多いと思いますが、
イスラエルの諜報能力がかなりすごい、というのは
世間一般にはあまり知られていないんじゃないですか?
国周辺の状況を考えれば、それなりの能力を持っているのは
実は当然といえば当然です。
ほとんど実生活では役に立たない知識ですけど。
役に立ってほしくないですけど。