ケインズ―“新しい経済学”の誕生

ケインズ―“新しい経済学”の誕生 (岩波新書)

ケインズ―“新しい経済学”の誕生 (岩波新書)



ケインズ経済学や、IMF設立への貢献については
多くの書物で紹介されているところですが、
ケインズ個人の人となりについて書かれた本は
少ないのではないでしょうか。
ケインズは並外れた合理主義者であり、
合理主義者特有の率直な物言いは多くの誤解を
招いたようです。
また、チャーチルと仲が悪かったとか、
まだ社会規範が人々を強く縛っていた時代に
バレリーナで離婚歴のある女性と結婚したとか。


人の顔が見えてくると、難しい学問にも何となく
親しみが湧いてきます。