ユリウス・カエサル ルビコン以前(下)ローマ人の物語10

ローマ人の物語〈10〉ユリウス・カエサル ルビコン以前(下) (新潮文庫)

ローマ人の物語〈10〉ユリウス・カエサル ルビコン以前(下) (新潮文庫)



ローマ人の物語」の第十弾は
カエサル47歳から50歳まで。


ガリアの地を席捲するカエサルの前に、
初めて立ちはだかるものが現れます。
ウェルキンゲトリクス。(作品中ではヴェルチンジェトリックス)
両者の攻防はかなり面白い。
特にアレシア後のカエサルの、叱り上手のせ上手ぶりは素晴らしい。


そして作品中盤で三頭の一人クラッススがさりげなく戦死。
(何やってるんだよぉ、クラッスス・・・)
「緩衝材」を失ったカエサルポンペイウスの駆け引きが
始まります。