少なくとも自分の子供のころを振り返ると、
クラスの人間関係は
「いじめる側」と「いじめられる側」
なんていう単純な構図ではなかったと思う。
クラスにはいろんなグループがあって、
グループ間には微妙な関係性があったし、
グループ内のメンバーの間にも
微妙な関係性があった。
グループに属さない人もいたけど、
それは孤立とイコールではなかった。
もちろん、いじめはあったけど、
いじめてる側が別の人からはいじめられてたり、
いじめられてる側が他の人をいじめていたりした。
「悪いのはこいつだ」とか「原因はこれだ」とか
一言で言えるようなキャッチフレーズが
真実を表すことはないと思う。