ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる
- 作者: 梅田望夫
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2006/02/07
- メディア: 新書
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仕事柄、とても興味深く読めました。
Web2.0の概念も何となく分かった気が。
自分の勤め先が、ことごとく古い概念に
属す側にあったので読み進めるにつれて
ヘコみます・・・。
自分の勤め先が古い上に、携わってきた
システムもいわゆる「大組織の情報システム」の
類ばかりでした。
ただ、プライバシーや機密を好む日本人には、
Web2.0が浸透していくのは、まだいくつか
ブレイクスルーが必要に思えます。
旧来の囲い込みシステムとWeb2.0がしばらく
並存するのではないでしょうか。
ちなみに、日本の大手キャリアが構築している
次世代ネットワークはWeb2.0とは
ほぼ真逆を向いています。
どちらがどの程度のシェアを確保するのか、
あるいはどちらかしか生き残れないのか。
場合によっては、日本の情報産業の構造が
大きく変わるかもしれませんね。