マリア・テレジアとシェーンブルン宮殿

京都文化博物館で開催されている、
マリア・テレジアシェーンブルン宮殿」展を
見に行ってきました。


やっぱり最大の見所は「11歳のマリア・テレジア」でしょう。
11歳の少女のあどけなさとハプスブルク家皇女の威厳の双方を
兼ね備えたマリアの姿を見事に映しています。
マリア・テレジアはかなりの苦労人として生涯を送ることに
なりますが、それを知っていればこそ、このあどけなさが
痛々しくさえ思えます。


あと見てきた中で印象に残っているのは、生前使用していたという食器類。
まっさらではないナイフとフォークが、
急に故人の存在を感じさせてくれると思うのは
日本人の感性でしょうか。