2006-09-18 マリア・テレジアとシェーンブルン宮殿 出廬 京都文化博物館で開催されている、 「マリア・テレジアとシェーンブルン宮殿」展を 見に行ってきました。 やっぱり最大の見所は「11歳のマリア・テレジア」でしょう。 11歳の少女のあどけなさとハプスブルク家皇女の威厳の双方を 兼ね備えたマリアの姿を見事に映しています。 マリア・テレジアはかなりの苦労人として生涯を送ることに なりますが、それを知っていればこそ、このあどけなさが 痛々しくさえ思えます。 あと見てきた中で印象に残っているのは、生前使用していたという食器類。 まっさらではないナイフとフォークが、 急に故人の存在を感じさせてくれると思うのは 日本人の感性でしょうか。